高強度・中弾性の36K炭素繊維の販売
03. March 2025 | ニュース
帝人カーボンは、高強度・中弾性の36Kの炭素繊維「Tenax™ IMS65 E23 36K 1630tex」の販売を開始します。
Download now
帝人株式会社(本社:大阪市北区、社長:内川 哲茂)は、このたび、優れた強度や 弾性率とコスト競争力を両立した炭素繊維を開発し、販売を開始します。
このたび開発した製品は、高強度・中弾性の36Kの炭素繊維(「IMS65 E23 36K 1630tex」)です。36Kの炭素繊維は36,000本の単繊維が 束になって構成されていますが、独自の製造方法により、強度や弾性率を高いレベルで 実現しながらも生産性を大幅に高めることに成功しました。
本製品は、強度5800MPa、弾性率280GPaという高い性能を有しています。 さらに、炭素繊維としての取り扱いがしやすく、圧力容器用途に用いられるフィラメント ワインド成形(*1)や、プリプレグ用途で用いられる開繊(*2)に対しても高い適性を 有していることから、さまざまな産業分野で活用することが可能です。
(*1)樹脂を含浸した繊維をパイプや圧力容器の型に巻きつけた後に硬化する成形法
(*2)繊維束を横方向に薄く拡げる技術
現在、36Kの炭素繊維のさらなる用途拡大に向けて、航空宇宙用途にも対応できる 製品の研究開発を進めています。
このたびの開発・販売を契機として、高い性能と生産効率の両立という顧客ニーズ への対応力を強化するため、さまざまな「テナックス」製品を提供するとともに、 持続可能な社会の実現に向けたソリューション提供を強化し、長期ビジョンである 「未来の社会を支える会社」を目指していきます。