CAMX(国際複合成形材料展)に出展
02. November 2023 | ニュース
アトランタで開催されたCAMX - The Composites and Advanced Materials Expoは、ハロウィンと重なり、いつもより少し静かに始まりましたが、すぐに大きな盛り上がりを見せました。CAMX史上最大の展示スペースを持つこの展示会は、私たちの持続可能な素材イノベーションを紹介し、集中的な議論を行うための素晴らしいプラットフォームです。私たちはすべての交流を大切にし、このダイナミックな業界の一員であることを嬉しく思っています。
帝人㈱のグループ会社であるテイジン・カーボン・アメリカ、テイジン・オートモーティブ・テクノロジーズ、テイジン・アラミドUSAは、「卓越性の強化」をテーマに、CAMX - The Composites and Advanced Materials Expoに出展し、最新のソリューションを紹介しました。ブースでは、超強力な保護機能、革新的なアプリケーション、高温性能をご覧いただけます。言うまでもなく、持続可能性も私たち全員が共有するテーマです。
私たちにとって気候変動への取り組みとは、温室効果ガスの排出量を削減し、循環経済を促進するために、たゆまぬ努力をすることを意味します。軽量の炭素繊維構造は、再生可能エネルギーの生成と利用を可能にし、モビリティおよび建設分野での温室効果ガス排出削減も可能とするなど、限られた資源の消費削減に貢献します。
静岡県の三島 事業所で生産する炭素繊維「テナックス」ならびにその材料であるポリアクリロニトリル (PAN)は、 ISCC PLUS 認証(国際持続可能性カーボン認証)を 取得しました。炭素繊維とその材料である PAN が合わせて同認証を取得するのは、 世界初の快挙であり、この認証は循環型プラスチックの原料となる廃棄物や残渣の回収基準として世界的に認められています。